これはアメリカ横断を終えて、NYからLAまで飛行機で帰り、さらにLAでまたレンタカーを借りて、airbnbの宿に着いた直後。肉体的にも精神的にも限界だったころ。

旅をしていて、肉体の疲労は直ぐに気が付くが、精神疲労は割と気が付かないものだと思った。もちろん肉体も精神もつながっているのだが、肉体疲労は、寝れば治った。と思えるが、精神疲労が癒えぬまま、旅をつづけていると、旅がつまらなくなるのだ。

どこにいっても、楽しくない。消化試合みたいになっていく。それが癒えるには、やはり休息を多めにとるしかない。酒を飲まず、なるだけ寝るのだ。

イエローストーンで登山など、アクティビティを連続して、その後長時間ドライブをして、もう究極に疲れていた時、思わず、ものすごいきれいな風景が出てきたときに、一気に精神の疲れが吹き飛んだ。この風景に出会うために、こんな無茶な旅をしていたのか。と思った。

が、体の疲れはそのままだったので、その次の日は1日、ドライブせずに、宿でじっとしていた。単独横断というのは、そういった究極に疲れたときに、きちんと休息をとるスケジュールになっているかが重要である。

ちなみに私は旅行から帰ってちょうど一か月たってから、ぎっくり腰になった。2週間くらい腰痛が治らず、つらい思いをした。腰痛はストレスからもなる。というが、旅行中のストレスが、あとからやってきた。という感じなのかなと思った。




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